~令和7年 新年の挨拶~
また新しい1年が始まります。居宅介護支援を開始して1年が経過、訪問看護との相乗効果が初年度から芽生えつつあります。しっかりと地に足をつけて、気負わずに在宅支援に関わっていきます。
初回訪問の場では、利用者様のニーズに応えるべく、理学療法士として気負いがちになるのですが、それ以上に利用者様の方がもっと気負っていて、その表情からは、リハビリで本当に良くなるのだろうかと不安いっぱい、疑心暗鬼な様子を感じたりします。リハビリで痛みがいっそう強く感じてしまったり、不用意に力が入ったりと空回りする時間が焦りにつながるようです。そんな時に心がけることは、信頼関係を築き上げるため、第一にコミュニケーションを大切にして接します。不安な様子が落ち着いてくると明るい表情が見えてきます。笑顔を引き出せたら、こちらもうれしくなります。また、訪問中に良くなった動作を見つけては、すぐに声掛けして自信回復のきっかけにしています。
アプローチの一場面を紹介しましたが、こうした積み重ねが、在宅生活継続の一助になっていると信じて、今年も利用者様の笑顔を引き出せるように頑張っていきます。
今年も、ポットこもれびをよろしくお願いします。
当法人では、R6.1月より、「ケアマネステーションポットこもれび」という名前で、居宅介護支援事業を開始しました。訪問看護事業との相互関係を持って、一層のご利用者様の自立支援に関われるように職員一同、努力していきますので、よろしくお願いしま 代表理事 臼杵季之